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捕獲枠拡大視野もコロナ逆風 国内の「鯨食文化」復活遠く

2020/06/27 17:07
日本が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、31年ぶりに商業捕鯨を再開してから7月1日で1年がたつ。 極めて異例の強硬策に打って出たが、若者の鯨肉離れで国内の「鯨食文化」復活は遠く、成果は見えにくい。 新型コロナウイルス感染症も逆風だが、政府は将来的な捕獲枠拡大を視野に入れる。反捕鯨国からの批判が再燃する懸念は拭えず、国際協調路線に影を落とした政策判断の妥当性が改めて問われる。 IWCは新型コロナ感染防止のため、今年9月に開催する予定だった総会を1年延期。日本..

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北海道室蘭市で沿岸業者 旧捕鯨基地、初復活で合意

2020/06/09 17:49
昨年31年ぶりに再開した商業捕鯨を巡り、沿岸操業の業者でつくる日本小型捕鯨協会(福岡市)は9日、かつて捕鯨基地だった北海道室蘭市を新たに拠点に加えることで地元漁協と合意した。 道や協会への取材で分かった。水産庁や協会によると、商業捕鯨再開後、旧基地が拠点として復活するのは初。 道が関係漁協と操業に関する合意文書をとりまとめ、9日付で協会に送付した。合意を受け、貝良文会長は共同通信の取材に「関係漁協に感謝したい。拠点が増えることで操業の選択の幅が広がる」と述べた。 ..

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北海道室蘭、拠点化で協議 商業捕鯨、旧基地を初復活へ

2020/05/25 16:12
国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退に伴い、昨年7月に31年ぶりに再開した商業捕鯨を巡り、沿岸操業の業者でつくる日本小型捕鯨協会(福岡市)が、かつて捕鯨基地だった北海道室蘭市を今後、新たな拠点とする方向で協議していることが24日、関係者への取材で分かった。 協会や水産庁によると、商業捕鯨再開後、旧基地が拠点として復活するのは初。 同市の追直漁港を拠点に室蘭沖でミンククジラを捕獲する計画で、既に関係する漁協と交渉を進めており、月内の合意を目指す。 実際の拠点化は..

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31年ぶり商業捕鯨から帰港 日新丸、1430トンを入手

2019/10/04 17:39
31年ぶりに再開した商業捕鯨で沖合操業を担った捕鯨母船「日新丸」が4日、7月の出航から約3カ月ぶりに山口県下関市の下関港に帰港した。 日新丸と捕鯨船2隻の船団は計約1430トンの鯨肉などを入手し、うち約370トンは7月末に仙台港で水揚げした。 運用する共同船舶(東京)によると、日新丸の残る鯨肉は今月5日以降荷下ろしし、年内に流通する予定。捕鯨船2隻は3日朝にそれぞれ東京港、下関港に帰港した。 船団は愛知県沖から北海道の釧路沖にかけての領海と排他的経済水域(E..

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イルカ追い込み漁解禁、和歌山 太地町、県警が反対派を警戒

2019/09/01 18:54
和歌山県太地町でイルカなどの小型鯨類の追い込み漁が1日、解禁された。 県警の警察官が反捕鯨団体の活動を警戒する中、太地いさな組合の漁船12隻が午前5時ごろ、太地漁港を出発した。 日本は6月30日に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退。 それまで実施してきた調査捕鯨をやめ、7月1日に日本の領海と排他的経済水域(EEZ)で商業捕鯨を31年ぶりに再開した。 反捕鯨団体の動向が懸念されたが、漁港には国内の動物愛護グループのメンバーら約10人が集まる程度だった。 ..

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商業捕鯨31年ぶり再開、鯨肉最も食べる長崎はいま

2019/08/22 17:58
商業捕鯨が31年ぶりに再開された。 鯨肉はかつて家庭でもおなじみの食材で、全国の消費量はピーク時の1962年、約23万3千トンあったが、近年は5千トン前後で推移。市中の飲食店や小売店であまり見かけなくなった。 そんななか、「鯨肉は生活に結びつきが強く、長崎県内では珍しい食材ではない」というのは長崎市水産農林政策課の川上幸宏係長(44)。 都道府県別では長崎が最も消費量が多いとされる。9年前に調査捕鯨の肉を対象にした1人あたりの年間消費量は107・5グラム。全..

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商業捕鯨再開1ヵ月 肉質が向上し高値で取引 採算性なお不透明

2019/08/01 18:43
日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退に伴う31年ぶりの商業捕鯨再開から1日で1カ月になる。 沿岸操業する石巻市鮎川などの6事業者は7月1~7日、北海道釧路沖でミンククジラ12頭を捕獲、全国46の市場に出荷した。宮城県内では期待含みの高値が付けられたものの、操業期間や流通量は限定的で採算性を見いだすには時間を要しそうだ。 <32頭を割り当て> 沿岸捕鯨事業者に対し、水産庁は年内にミンク32頭の捕獲枠を割り当てた。釧路沖では小型捕鯨船5隻が共同操業。IWC規制対..

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捕鯨拠点「地元を盛り上げたい」 クジラ肉の直売所オープン、石巻

2019/07/20 18:26
古くから捕鯨基地として栄えた宮城県石巻市の鮎川地区で、捕鯨会社「鮎川捕鯨」が20日、クジラ肉の直売所をオープンした。 担当者は「幅広い世代に食べてもらい、『クジラの町』である地元を盛り上げたい」と意気込む。 直売所は事務所の隣で約25平方メートル。 日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退前から開設を予定していた。 加工した輸入ナガスクジラの冷凍肉やベーコン、IWCの規制対象外で、同社が茨城県沖で捕獲したツチクジラの赤身などを販売する。 今月1日の商業..

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今期初IWC規制外 児童がツチクジラ解体見学、千葉

2019/07/18 21:32
千葉県南房総市の和田漁港でツチクジラの今期初の水揚げがあり、地元の児童が18日、解体作業を見学した。 漁を担う外房捕鯨(同市)によると、北太平洋などに生息するツチクジラは国際捕鯨委員会(IWC)の規制対象外で、同社は毎年、夏に商業捕鯨をしている。 今回は17日に出漁し、ともに活動している和歌山県太地町の第7勝丸が、千葉県銚子市沖で体長約9・7メートルの雌を1頭捕獲した。今期の捕獲枠は26頭で8月末までの操業を予定している。 市や外房捕鯨によると、県南部では江..

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【商業捕鯨再開】食文化復活の道は険しい

2019/07/17 18:01
日本の商業捕鯨が今月から、31年ぶりに再開された。 早速、ミンククジラなどが水揚げされ、各地に出荷された。漁や売れ行きは好調とも報じられているが、新たな販売ルートの確保や収益拡大のめどは立っていない。不安を抱えたままの「船出」と言える。 商業捕鯨は国際捕鯨委員会(IWC)が1982年、一時停止を決定。日本も88年にやめたが、再開に向けて科学的データを収集するため南極海や北西太平洋で調査捕鯨を続けてきた。 IWC内では捕鯨支持国と反捕鯨国が長年対立。近年は保護..

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「高知沖で捕鯨せず」船運営会社が明言 今年は予定なし

2019/07/06 17:23
日本が1日から商業捕鯨を再開し、県内のホエールウオッチング(観鯨)関係者らが不安を募らせる中、捕鯨船の運営会社が5日までの本紙取材に「今年は高知沖で捕る予定はない」と明言した。 捕獲対象に入ったニタリクジラは高知観鯨の人気者だけに、「ひとまず安心」との声がある一方、「本当に影響はないのか」との不安も交錯する。 https://www.kochinews.co.jp/article/290950/

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日本再開一因、17年ぶり アイスランドが捕鯨見合わせ

2019/07/05 21:00
アイスランドの捕鯨会社で、日本に鯨肉を輸出してきたクバルル社のロフトソン社長(76)が4日までに共同通信の取材に応じ、日本の商業捕鯨再開で価格競争ができず、今年の捕鯨を見合わせる考えを示した。 現地報道によると、禁漁海域拡大の影響もあって別の業者も国内市場向けの捕獲を断念、約17年ぶりにアイスランドでの捕鯨が一切行われないことになった。 アイスランドは、日本が脱退した国際捕鯨委員会(IWC)に加盟したまま商業捕鯨を続けてきた。ロフトソン氏は、日本政府が国内捕鯨業者..

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