お坊さんが「電力会社」設立 京都、寺院や檀家に供給
浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)などの僧侶が25日、電力の小売りを行う会社を設立し、来年4月に事業を始めると発表した。人口減少や過疎化で檀家が減り寺の経営が厳しくなるなか、寺と地域住民とのつながりを強化するとともに新たな収入源の確保を目指す。
新会社は「TERA Energy(テラエネジー)」(同区)。同派などの僧侶らが出資して今年6月に設立された。初年度は四国・中国地方の寺院や檀家を中心に営業する。
電力は地域内の再生可能エネルギーを中心に調達し..