空ペットボトルはどこへ? 高知発・再生ビジネス追跡記
1万3000本の塊に→福岡で業者が破砕→化学繊維原料
暑い夏、冷たい飲み物で喉を潤すのに欠かせないペットボトル。一方でプラスチックは海洋汚染などで世界的な問題となっている。私たちが飲んだ後はどこへ行くのか。ペットボトルの行く道を、高知発で追いかけた。
白くて分厚い大理石のような壁が目の前にそびえ立った。壁の正体はペットボトル。ぎゅっと押し固めた1メートル四方の塊が4段に積み重ねられている。
ここは高知県南国市奈路にあるリサイクル業者「大前田商店」の処理施設だ..