高知県内でマイナンバーの返送続出 受け取り拒否も
国民全員に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度で、個人番号の通知作業が全国的に遅れる中、高知県内でも不在や転居などの理由で、「通知カード」が発送元の市町村に返送されるケースが続出している。日本郵便四国支社(松山市)によると、その数は11月末時点で約3万通に上り、配達が必要な世帯(約35万3千)の約8・5%に当たる。制度自体に反発し、受け取りを拒否する事例もあるという。
通知カードは、転送不可の簡易書留で送られる。そのため、不在や転居などで配達できなかった場合、1週..