自覚症状なし「隠れ脂肪肝」のリスク――放置で全身の深刻な病につながる恐れ
肝臓へ中性脂肪が過剰に蓄積されている「脂肪肝」。
特に飲酒習慣のある人がなりやすいとされてきた症状だが、近年、食べ過ぎや運動不足を原因とする患者が増えているという。
自覚症状もなく健康診断でも分からない「隠れ脂肪肝」の人は国内で1000万人近くいると指摘する声もある。脂肪肝は、放っておくと肝硬変や肝臓がんに進行するだけでなく、他の臓器や血管のがんになるリスクも高めることが最近の研究で分かってきた。最新事情を取材した。
気づいたときには肝硬変
岡山県に住..