電力自由化3カ月、契約切り替えが2%に到達 首都圏で競争激化
経済産業省の認可法人、電力広域的運営推進機関は8日、電力小売りの全面自由化で、契約を切り替えた世帯が6月30日時点で全国で126万4400件になったと発表した。4月に全面自由化が始まり3カ月間で、総契約数(6260万件)の2%に達した。新たに市場参入した企業は300社を超え、主戦場の首都圏では大手電力同士の従来の供給エリアを越えた販売競争も激しくなっている。
新電力などに切り替えた世帯を地域別で見ると、東京電力管内が76万2500件と最も多く、関西電力管内の26万500..