<震災復興談合>入札前、業者ら否定 高速会社に誓約書提出
東日本大震災で被災した高速道路の復旧工事を巡る談合事件で、入札前に寄せられた談合情報を基に発注元が事実確認をしたにもかかわらず、業者側が疑惑を否定し、事前に決めた割り振り通り工事を落札していたことが関係者の話で分かった。談合体質の根深さが裏付けられた形だ。工事には多額の復興予算が充てられており、東京地検特捜部と公正取引委員会は21日も業者の捜索を継続して不正の経緯を詳しく調べるとみられる。
談合の疑いが持たれているのは、東日本高速道路会社(NEXCO東日本)東北支社が2..