「たこつぼ心筋症」被災地で発症恐れ
今回の「震災関連死」では、エコノミークラス症候群と心不全の人が含まれていた。小井土雄一・国立病院機構災害医療センター臨床研究部長は、頻発する強い余震がストレスを与えていること、車中泊が多いことが背景にあると指摘。
その上で、「健康不安を抱える人は、被災地の外への一時的な広域避難も検討してほしい。屋外にとどまる場合、可能ならテントを調達し、横になって休んだ方がいい」と呼びかける。
小井土さんによると、東日本大震災では寒かったこともあって肺炎が目立ち、このほか心臓病、..