老人ホームで医療資格のない職員、点滴の針抜く
富山市の有料老人ホーム2施設で、少なくとも2016年の秋頃から18年4月まで医療資格のない職員が入居者の点滴の針を抜く医療行為を行っていたことが10日、運営会社への取材でわかった。入居者にけがなどはなかった。医師法違反に当たるとして富山市が改善を指導した。
2施設は同市下赤江町の「あかえ」と同市中田の「東富山」で、入居者は計約50人。運営会社「みらい倶楽部」の岡田一郎社長の説明によると、両施設では平日の日中は看護師1人が巡回しているが、往診の医師が行った点滴が夜ま..