住職の常駐なし1万3千カ寺 全国調査、過疎など影響
全国に7万5千以上ある寺院のうち、少なくとも約1万3千カ寺が、常駐する住職がいなかったり、別の寺の住職が兼務している状態であることが24日、京都新聞社のアンケートで分かった。対象とした主要13宗派の全末寺の2割を超した。京都府、滋賀県内でも、計千カ寺以上が該当した。回答した仏教宗派は、過疎の進行や人口減少、後継者不在などが原因と分析している。
アンケートは、全国に2500以上の末寺を抱える規模の大きい10宗派と、京都府か滋賀県に100以上の末寺がある3宗派の計13宗派を..