医療的ケア児急増、制度追いつかず 支える仕組み必要
出生時の病気や障害でかつては亡くなっていた新生児が、医療技術の進歩によって救われるケースが広がったことで、医療的ケア児が増えている。だが、障害者福祉制度は実態に追いついていない。必要なケアがあれば、外で活動できたり自宅で暮らせたりできる子どもらが不自由を強いられている。
重度の心身障害がある子どもは、デイサービスなどの障害福祉サービスを受けられる。だが、医療的ケアに特化したサービスは事業所への報酬が少ない上、看護師が配置されておらずリスクが高いとして、受け入れを拒否する..