<調味料>時短需要で消費多様化…変わるしょうゆ、酢
しょうゆに、酢、みそ、みりん。江戸の昔から広く使われてきた調味料の消費が近年、大きく変わっている。
◇「つゆ・たれ」が台頭
伝統的な調味料の代表格、しょうゆの消費量は1980年以降、右肩下がりになっている。70年代には1人当たり年間12リットル近く消費していたのが、7リットル台まで落ち込んだ。背景にはメニューの多様化や健康志向に加え、女性の社会進出が進み、「時短」が望まれるようになったことがある。
しょうゆの減少を補うように伸びてきているのが「つゆ・たれ」だ..