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困窮するシングルマザーにまず住宅を――「家賃どう払う」切実な課題に広がる自治体の支援

2019/03/19 17:52
「この先どうしたらいいんだろうと思ってました。子どもに見られちゃいけないと思って、子どもが眠った後、ダイニングで一人泣いて」――。 離婚後、母子家庭になった40代の女性はそう語った。彼女をひとまず落ち着かせたのは、自治体による家賃補助だった。安心して住める場所がないと暮らしは成り立たないのに、住居費の支出負担はひとり親にとって相当に重い。そうした女性たちに対し、「まずは住む場所を」という動きが各地で広がっている。 4歳の娘と月8万円の暮らし 「ずーっと、目の..

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介護職、人材確保へ躍起 イメージの悪さ払しょくへあの手この手

2019/02/03 16:16
人材不足が深刻化している介護業界。2025年には大阪府内で3.4万人の介護職員が不足する、との試算もある。このままだと、人材難の影響が広く府民に降りかかるのは必至。人材確保の最大のネックとなっているのは、重労働や低賃金といった悪いイメージだ。府や府社会福祉協議会の取り組みを取材した。 「介護についてみな関心はあるのに、自分の仕事として考えた時にあまりにイメージが悪すぎるんです」 府福祉人材・法人指導課人材確保グループの貞末和子・総括補佐は気をもむ。2016年度の府..

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<健康格差>胸のしこり見過ごした44歳女性の窮乏

2018/01/13 16:52
高度成長やバブル経済を経て日本社会は豊かになったはずでした。ところが失われた20年を経て、広がる格差と深刻な貧困が私たちの健康を脅かし始めています。収入や階層、職業の違いでなぜ健康や命の価値が左右されるのか。「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」(毎日新聞出版)「下流老人」の著者で、貧困支援のNPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんに健康格差の実態を聞きました。 ◇命を削って働く非正規女性たち --収入や経済環境による「健康格差」が進んでいると指摘されて..

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「これ以上何を削れば」 生活保護費減額に悲鳴

2017/12/29 16:27
生活保護費の見直しで、2018年度から受給世帯の3分の2が支給額を引き下げられることになったことを受け、対象となる単身高齢世帯や母子世帯からは「もう切り詰めようがない」「これ以上子どもに我慢させられない」と悲鳴が上がる。見直しを決めた厚生労働省の審議会委員からも「最低限度の生活を守れるのか」と疑問の声が上がっている。 兵庫県尼崎市のパート従業員の女性(48)は、中学2年の長女と小学6年の長男、足に障害があり介助が必要な母親(73)との4人暮らし。10年前に離婚しシングル..

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「ホームレス聞き取り20年」続けた男性が見たものは

2017/09/29 17:06
あなたはホームレスの人々を見たことがあるだろうか。もちろん「見た」という人は多いだろう。だが「本当に」見たことがあるのだろうか。ましてや彼らと話をしたことはあるだろうか。横浜・寿町でホームレスから自分史の聞き取り調査をしている男性がいる。そこから浮かび上がった物語に、あなたは何を感じるだろうか。 高沢幸男(46)という人物がいる。120軒もの簡易宿泊所が櫛比(しっぴ)し、6000人を超える人々が“宿泊”する横浜・寿町。高沢はこの町で「寿支援者交流会」の事務局長を務める傍..

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「非正規雇用をなくして」 難病のシングルマザーが訴え

2016/07/08 19:01
参院選の争点の一つが正規・非正規社員の格差の是正。多くの政党が「同一賃金同一労働」を公約で掲げるが具体的な道筋は必ずしも見えてはいない。東京都中野区在住のシングルマザーの女性(43)は「非正規という制度そのものをなくしてほしい」と訴える。  「今の社会は一度、人生の太いラインから外れると、貧困を強いられ、逃れられなくなる」。女性は自分の人生を振り返り、そう実感している。 八年前までは都内に購入したマンションで、建築関係の仕事を持つ夫と二人の息子と暮らす、悠々自適の..

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