後を絶たぬ高齢者施設での虐待・暴言 深刻な職員不足「過重労働」「質の低下」…
川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入所者の男女3人が転落死した事件で、殺人容疑で逮捕された元職員、今井隼人容疑者(23)はストレスを募らせていたとの供述をしている。この施設では、他にも入所者への虐待が起きていたが、高齢者介護施設をめぐっては、暴言や虐待といった事案が後を絶たない。厚生労働省の調査では、平成26年度の職員による虐待の確認は300件と過去最多を記録。専門家は過重労働によるストレスのほか「人手不足による質の低下もある」とみている。
今井容疑..