葬儀・法事どうする? 新型コロナが変えた「弔い」の姿

新型コロナウイルスの影響で、弔いの場が変わりつつある。

集い、故人の思い出を語らうことが制約を受け、葬儀を簡素にしたり、参列者を絞ったり。式のオンライン配信に取り組む葬儀会社や寺院もある。どんな「おくり方」がこれから定着していくのだろうか。

読経から出棺まで式の様子が約1時間映し出され、最後のお別れでは故人のそばにカメラが置かれて顔を拝む。

名古屋市で5月上旬に営まれた父の葬儀に、50代の娘はオーストラリアの自宅からネットで「参列」した。感染拡大の影響で、渡航できなかったためだ。

親族と同じ空間で悲しみをともにできなかったが、「父がこの世に生を受けたことを自分のペースで振り返られた。感謝の気持ちでいっぱいです」と話す。

式にかかわった西田葬儀社(名古屋市)の西田祐規専務(43)は「感染第2波、第3波が心配され、遠くへの移動をためらう人も多い。今後広がるだろう」とみる。4月上旬に始め、すでに11件利用があった。

葬儀は重症化リスクの高い高齢者が密集しがちな場。

静まり返った厳かな空間は密閉となりやすく、通夜振る舞いなどで思い出を対面で密接に語ることも多い。3月には松山市の葬儀で集団感染もあった。「3密」を避けるため、業界団体は指針を設けている。




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