動かない鳥が仲間入り 掛川花鳥園で第2弾、ヒロハシサギ展示

掛川市南西郷の掛川花鳥園でこのほど、動かない鳥「ヒロハシサギ」3羽がデビューした。

同園は3年ほど前、動かないハシビロコウが全国的な話題となって来園者が急増。“謎の鳥”の第2弾として人気者になれば、と飼育スタッフが期待を掛けている。

ヒロハシサギは日中ほとんど動かず、理由不明の広いくちばしを備えた外見がハシビロコウに酷似している。

一方、同じペリカン目でもハシビロコウ科ではなくサギ科に属し、体長は半分弱の50センチ程度。少数でコロニーを作る習性にも違いがあるという。

3羽が来園したのは4月。東海地方で初の導入で、飼育する松本美智子さんは「予想以上に動かず、驚いた。ただ警戒心が強く、人が近づくと後ろを向いていた」と振り返る。人に慣れさせる練習を重ね、半年近くを経て展示にこぎ着けた。

普段は専用の大型ケージの中で、木の上にたたずんでいる。

今のところ3羽とも不仲らしく、互いにじっと距離を保っている様子もミステリアスな雰囲気を印象づけている。長時間観察していると、えさの魚を捕りに動いたり、後頭部の羽根を開いて別の鳥を威嚇したりする姿が見られるという。

松本さんは「元々無名の存在だったハシビロコウが人気者になってくれた。同じように園を盛り上げてくれれば」と願いを込めた。




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