外国人の子ども、2万人不就学か 半分は自治体把握せず

日本に住む外国人の小中学生にあたる子ども約12万4千人のうち、約2万人が就学していない可能性があることが27日、文部科学省が初めて実施した全国調査でわかった。

同省はまた、小中高校などに通っている日本語指導が必要な子が過去最多の約5万人に達したことも公表した。

政府の外国人材の受け入れ拡大に伴い、今後も外国人の子は増える見通しで、教育機会の確保が課題となっている。

外国人の場合、日本の義務教育の対象にはならない。

保護者が子どもを小中学校に就学させる法的な義務がなく、自治体の就学支援も不十分になりがちだ。

今年4月に外国人労働者の受け入れを増やす改正出入国管理法が施行され、文科省も支援策の検討を進める中で、まずは就学状況の把握が必要と判断した。

全国の教育委員会を通じて、今年5月時点で住民基本台帳に記載がある外国人の子らを対象に調べた。

その結果、保護者に面会するなどして不就学と確認できた子が1千人、戸別訪問時に親が不在などで就学状況を確認できなかった子が8768人、台帳に記載はあるが自治体が状況を確認していない子が9886人に上った。

不就学の可能性がある子は、東京や神奈川、愛知、大阪など都心部に多かった。




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