日高唯一の宿泊施設「とまとと」完成11月開業へ 観光客滞在や交流増期待

高知県高岡郡日高村下分に村で唯一のゲストハウスともなる地域交流拠点「Eat&Stay とまとと」が完成し23日、村民向けの内覧会が開かれた。

住民ら約20人が見学し、“トマトの村”の観光振興に期待を膨らませた。 

村内に宿泊施設がないことから、「オムライス街道」などの企画で増えた観光客の「滞在」や、村内外の交流拡大を目的に村が整備。

仁淀川にほど近い国道33号沿いの土地で3月着工。木造2階建て延べ床面積約120平方メートルの施設が8月末に完成した。

施設名の「とまとと」は、特産のトマトを中心にさまざまな村の魅力を発信していこうとの思いを込めた。

NPO法人「日高わのわ会」が指定管理者となり、日高村地域おこし協力隊員が中心となって運営する予定で、11月上旬のオープンを目指している。

施設は1階にトマトを使った軽食などを提供するカフェスペースやシャワー室、バリアフリー対応の2人部屋など。

2階には1~2人が泊まれる3部屋と宿泊者の交流スペースを設けた。2階の宿泊部屋は仁淀川をイメージして、一つの壁は爽やかな青にしている。

今後は順次家具なども入れていく予定で、訪れた住民らは「えいやんか」「これからまだまだ良うなりそうやね」と、笑顔で施設の説明を聞いていた。

運営を担う予定の日高村地域おこし協力隊員、小野加央里さん(38)は「おばあちゃんも子どももビジネスマンも、多様な人の行きつけになる身近な施設にしたい。トマトをPRする食事や、村の観光情報も提供できるよう準備をしていく」と意気込んでいる。




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