県高校総体 ハンドボール男子14年ぶりV 守りでリズム 粘りがモットー 今治西

第73回県高校総体のハンドボール男子は今治西が、4連覇を狙った松山工を延長の末に下し、14年ぶり6度目の優勝を飾った。

キャプテンの片上琢朗選手は「みんな最後まであきらめなかった。ディフェンスからリズムをつくるのがチームカラー。攻撃に転じれば遠目からも積極的にゴールを狙った」と延長1点差の勝利を振り返る。

ハンド男子の県内勢力図は、松山工が頭一つ抜け出し、今治西、松山東、松山中央が追う形。

顧問7年目の近藤啓司教諭は「11月の新人戦以降、チームはどん底だった。選手自らが何をすべきかを考えるようになり、練習に向かう姿勢が変わった。本大会2週間前にぐんと伸びた」という。

東予の中学校にはハンドボール部はほとんどなく、メンバー全員が高校から競技を始めた。

経験してきたスポーツも野球、サッカー、バスケと様々だ。試合を観戦すれば、攻守がめまぐるしく入れ替わり、多少のコンタクトも許容される「走・跳・投」を競うスポーツで、ダイナミックなシュートが醍醐味だ。

近藤教諭は2008年の第62回県総体で母校・松山東高を33年ぶりの優勝、3連覇に導いた。その時の経験を踏まえ、「一度優勝の喜びを知ると、後輩たちも続きたいと部の空気が変わる。強豪校はそうして生まれるが、連覇する難しさもまた生まれる」。




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