日本関係の30種が絶滅危惧種に 河川減で淡水魚に打撃

国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は18日、絶滅危惧種などをまとめたレッドリストの最新版を公表した。

日本関係では淡水魚が重点的に評価対象となり、ホンモロコ、タナゴなど多くの固有淡水魚がリスト入りした。ダム建設などにより自然河川が失われたことや、農業や都市からの汚染を主因に挙げ、外来種との生存競争が拍車をかけていると指摘する。

リストは深刻な順に「深刻な危機」(CR)、「危機」(EN)、「危急」(VU)に分類される。

日本関係では30種が新規の評価でリスト入りした。

大半が淡水魚で、CRにタンゴスジシマドジョウやウラウチイソハゼなどが入った。琵琶湖(滋賀県)やその水系の固有種も多く入り、ENはホンモロコやイサザ、ビワヨシノボリ、ゲンゴロウブナなど、VUにイワトコナマズなどが加わった。

また、絶滅は「低懸念」とされていたタナゴが新たにVUに入り、イタセンパラ、ミヤコタナゴはVUからENにレベルが上がった。

田沢湖(秋田県)だけに生息したクニマスは野生絶滅(EW)とされた。1930年代に卵が移送された山梨県の西湖での生息が近年確認され、人工飼育も行われている。




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