浜名湖の水族館「ウォット」来館者年々増加 催し拡充やPR奏功

浜松市西区舞阪町の浜名湖体験学習施設「ウォット」が人気を集めている。

体験学習や展示内容を充実させるとともに、広報宣伝活動を強化し、来館者は2018年度に初めて11万人を超えた。大型連休中も多くの観光客でにぎわっている。

浜名湖と周辺に生息するウナギやフグ、エビ、カニといった水生生物を中心に125種類、約1200点を飼育する公設民営の「小さな水族館」。

平成最後の日の30日には、水深5メートルの大水槽でホシエイ、スズキ、シマアジなどを餌付けするショーを行い、飼育員のダイバーが改元に合わせ「令和」の書を掲げた。

二重三重の立ち見ができる盛況ぶり。施設によると、大型連休中は1日当たり千人の来館を見込んでいたが、1300~1500人が訪れている。

ウォットは00年、隣接する県水産技術研究所浜名湖分場の付属施設として開館。

05年度に指定管理者制度を導入した。6万~8万人で推移していた年間来館者は17年度に9万5534人、18年度は過去最多の11万1085人を記録した。

16年度からの指定管理者「環浜名湖の地域活性を考える会」は餌やりや工作教室、生き物観察会など体験活動の回数を増やし、水槽の出張展示に積極的に取り組む。

若手職員を中心に会員制交流サイト(SNS)での情報発信にも努めている。

加藤修館長(59)は「来館者の増加は地道な活動の成果。多くの人に水族館を見て体験してほしい」と話す。

19年6月から新たに、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる標本作り「ウォットラボ」を開催するという。




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