花見客に長年提供 ネット投稿で話題に サッカーJ1川又選手がアシスト 祖母のおでん屋台盛況

西条市吉田の中山川沿いにある桜の名所「吉田河原」に、おでん屋台がある。

味もさることながら、写真共有アプリ「インスタグラム」の投稿がきっかけで、新たな客層に人気が広まりつつある。

投稿者は、サッカーJ1磐田で活躍する同市出身の川又堅碁さん。切り盛りする祖母、徳増君子さん(81)の奮闘する姿に「何か力になりたいと思った」と話す。

おでん屋台は、桜の見物客をもてなそうと、40年以上前から地元の婦人会が運営してきたが、高齢化などで2014年にやめることに。「花見客が寂しく感じるだろう」と思った婦人会メンバーでもある徳増さんが、15年に桜並木が望める自宅前で屋台を始めた。

具材は牛すじや厚揚げなど8種類。徳増さんの娘や孫らも手伝い、焼き鳥も提供する。

このほど店を訪れ、久しぶりにおでんを食べたという川又さんは「花見客を喜ばせようと頑張る祖母の姿が、サッカーで結果を残しファンを喜ばせたいと思う自分と重なった」と語る。

川又さんがインスタで来店を呼び掛けた後、客が増えたといい、徳増さんは「堅碁が『ばあちゃん頑張れ』と応援してくれた。堅碁もけがをせず活躍してほしい」と喜ぶ。




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