年金支給額 4年ぶり引き上げ 新年度の社会保障の変更点とは

新年度の4月1日から年金の支給額や医療保険の保険料などが変更されます。年金の支給額は4年ぶりに引き上げられますが、「マクロ経済スライド」が実施されることから引き上げ幅は圧縮されます。

年金は去年、物価と賃金がそれぞれ上昇したことから4年ぶりに引き上げられます。

ただ年金の財政基盤を強化するため、支給額の伸び率を物価や賃金の上昇よりも低く抑える「マクロ経済スライド」が実施されるほか、これまで繰り越されてきた支給額の抑制分も合わせて差し引かれることから、伸び率は本来の0.6%から0.5ポイント圧縮され0.1%となります。

そのため、国民年金の支給額は1か月当たり満額で6万5008円に、厚生年金は夫婦2人の標準的な世帯で月額22万1504円となります。

また自営業者などが加入する「国民健康保険」の保険料は、所得が比較的高い人を対象に引き上げられます。

給与収入で1100万円以上、年金による収入で1090万円以上の単身世帯などでは、年間の保険料の上限額が前の年度より3万円引き上げられて、80万円になります。

このほか、風疹の感染拡大を防ぐため、ワクチン接種の機会がなかった39歳から56歳の男性について、およそ3年間にわたって原則無料で予防接種が受けられるようになります。

接種は希望者が集中しないよう年齢に応じて段階的に行われ、最初に対象となるのは昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性で、市町村からクーポン券が送られます。

さらに、身体障害と精神障害の手帳はこれまで手帳のサイズで交付されていましたが、希望する人には持ち運びしやすいカード型でも交付されるようになります。カードは運転免許証などと同じサイズのプラスチック製で、氏名や住所、障害の内容などが記載されます。




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