介護の準備は40代から 人生100年時代の不安

人間の寿命、クロマニョン人のころは18年、14世紀は30年、18世紀は48年といわれているが、今や人生100年時代。健康で長生き、が理想だけれど、やはり介護の問題は避けて通れない。オールアバウト(東京)が行った親の介護に関するアンケート調査によると、介護経験者の4割が40代前半までに親の介護に突入している。

介護経験者663人と、介護未経験者のアラフォー世代443人を対象に調査。介護経験者のうち4割が、45~54歳までに親の介護を始めている。44歳以下で始めた人も35%。そして半数以上の人が、何の心構えもしていないうちに親の介護をスタートしており、介護期間も半数が2年以上10年未満。親の介護は突然始まり、長く続くということが浮き彫りだ。

また、女性の2割は”介護離職”。この数は男性の3.5倍だ。さらに7割は子供がいる世帯で、3割は未成年の子育てと介護を並行してやっている。介護と仕事、子育てが一気にやってくることも珍しくないということだ。

子育てと同じだが、介護でも精神的な負担は肉体的なそれを上回っており、知識不足や家族の協力体制だけでなく、親との日頃のコミュニケーション不足を後悔する人も少なくなかった。

一方、アラフォーで介護未経験の人に聞くと、親の体調は不安だが、9割は介護の準備ゼロ。漠然とした不安を抱えつつも、介護はまだ先のこと、と覚悟が今一つであることも分かった。




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