絵じゃない方の「ミレー」 マツコさん絶賛、人気の秘密

「ミレー」といえば、フランス人なら「落ち穂拾い」。だが高知県民にはビスケットだ。発売以来60年以上愛されてきたおやつは、タレントのマツコ・デラックスさんの絶賛も後押しし、人気は今も全国に拡大中。メーカーは来春、工場を初めて増設し、増産体制に入る。うまさには、作り手にも長らくわからなかった秘密があった。

円形で縁はぎざぎざのミレービスケット。作り方はシンプル。小麦粉、砂糖などが原料の生地を揚げ、塩や調味料をまぶすだけ。

「これ止まんないの。おいしいよね」。2016年、マツコさんがテレビ番組でミレーを絶賛すると、爆発的に売れ始めた。

番組内でマツコさんが訪れた東京・銀座の高知県のアンテナショップでは、売り場の一番目立つ中央に専用コーナーを設けている。放送から2年半すぎたが、人気は落ちないという。

「普通の駄菓子がなんでこんなにも売れるんでしょうね」。郷土料理などの飲食店が並ぶ高知市中心部の観光名所「ひろめ市場」。土産物店の店長林直樹さん(53)は不思議がる。地元では、幼いころからのなじみの味だ。




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