JR四国、道後温泉のホテル取得へ エイトワンから

JR四国は25日、エイトワン(松山市)が道後温泉地区で運営するホテル「道後やや」を取得すると発表した。2019年2月からグループ会社のJR四国ホテルズ(高松市)が運営する。JR四国は高松市などでホテル事業を展開しているが、松山市への進出は初めて。観光列車と宿泊を組み合わせた商品開発などを通じて事業拡大を目指す。

道後ややは10年の開業で、道後温泉街の一角に位置する。客室数は68室。大浴場はないが、徒歩5分で道後温泉本館に行くことができる。食事などのサービスの評価は高いとして、屋号や運営方針、従業員はそのまま引き継ぐ計画だ。

エイトワンはタオル販売などを展開。事業の取捨選択を進める中で、道後ややの売却をJR四国に打診した。

JR四国は道後温泉街に立地するブランド力は魅力的だと考えた。観光列車と宿泊を組み合わせた商品開発なども進めていこうと、既存ホテルの取得を決めた。取得額は非公表としている。

JR四国は4県の県庁所在地を中心にホテル事業を拡大する方針を掲げる。松山市でのホテル取得で、高知市のみが未進出となるが、記者会見した半井真司社長は「勉強を進めている」と述べ、高知市への進出に意欲を示した。




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