ナマコ密漁、罰金3千万円=高級食材、暴力団資金断つ―水産庁

水産庁は、密漁品の高値取引が横行しているナマコなどについて、漁業法の罰金を現行の200万円から3000万円へ大幅に引き上げる。

罰金を支払っても利益を得られる「取り得(とりどく)」を防ぎ、暴力団の資金源を断つのが狙いだ。

ナマコは北海道や青森県などが産地で、2017年の輸出額は約210億円と水産物ではホタテ、サバに次いで3番目に大きい。中国経済の発展に伴い、主に香港へ高級食材として輸出される。

臨時国会での成立を目指す漁業法改正案に罰金引き上げを盛り込む。これまでは違反しても立件するには、販売目的で密漁していることを立証しなければならなかった。これを都道府県の許可なく取っただけで検挙できるようにする。

ナマコは卸売市場を通さず、加工業者と直接取引されることが多く、密漁品が出回りやすい。罰金引き上げに加え、密漁品を引き取る業者への罰則も新たに設ける。 




https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000052-jij-soci