がん診断、静岡県内2万3181人 男性最多は「大腸」に

2013年に静岡県内で新たにがんと診断された人は2万3181人、人口10万人当たりの罹患(りかん)者数は322・8人であることが、県が23日に公表した県地域がん登録集計結果で分かった。10万人当たりの部位別罹患者数は、男性で大腸がんが最も多く、12年に1位だった胃がんと入れ替わった。また、全部位でがん検診や健康診断、人間ドックをきっかけに発見された割合が全国平均よりも高かった。

内訳は男性が1万3692人で10万人当たり387・7人、女性が9489人で同276人。

10万人当たりの部位別罹患者数は、男性は大腸63・2人、胃63・1人、肺56・9人、前立腺52・8人、肝臓22・4人。女性は乳房が76・7人と最も多く、次いで大腸36・3人、子宮29人、胃21・2人、肺21人だった。ほぼ全てで全国平均よりも低いか同程度だった。

がん検診などで分かったケースは、全国平均よりも4・3ポイント高い19・8%。胃、肺、大腸、乳がんで約3、4人に1人、子宮頸(けい)がんで約2人に1人の割合だった。

肺、胃、肝臓、大腸がんは40代から罹患率が上昇し、年齢とともに高まる。一方で、女性特有のがんは乳がんが40代後半、子宮頸がんは30代前半がピークになる傾向がみられた。県疾病対策課は「特に働く世代の女性への啓発を進める」として、検診の受診率向上を目指す。

県地域がん登録は、罹患状況を把握し対策に役立てる目的で、11年から実施している。




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