<台風24号>「まだ停電」ため息 静岡県西部、充電・給水支援

台風24号に伴い発生した大規模な停電は、2日も県西部を中心に継続した。解消に向けた電力会社の作業は進んでいるものの、普段通りの生活や営業ができない住宅や施設、事業所は依然として多く、自治体が支援を始めている。

中部電力の午前11時現在のまとめによると、浜松市の約6万9千戸など県内の同社管内で計約16万6500戸が停電している。前日より減ってはいるが、復旧の進み具合は地域によって異なる。

浜松市中区の女性会社員(68)の自宅は1日午後8時40分すぎに明かりがともり、「思わず家族で拍手が起きた」。ただ、中区和合の次女の自宅は2日朝も停電が続いたままで、食事の用意が難しいという。

学校教育への影響も続いている。浜松市では市立小中学校17校、磐田市では8校、掛川市は3校が引き続き休校。そのほかにも給食の対応ができず、午前で授業を切り上げる学校もある。

スマートフォンなどで情報を得る市民が多い中、各市は臨時の携帯電話の充電場所を設置。浜松市は午前8時半から、全区役所と天竜区、北区の協働センターに設けた。中区役所では約30人の市民でほぼ満席に。同区の無職男性(77)は「昨晩は真っ暗な家の中で、片手に懐中電灯、片手に手すりをつかみながらトイレまで歩き、怖かった」と疲れた表情を見せ、「今晩も不安。一体いつ復旧するのか教えてほしい」と嘆いた。

集合住宅などでの断水対策も求められている。磐田市の配水場では2日午前6時、2日目の給水を開始した。アパート3階の部屋に家族4人で住む女性(32)は「停電でポンプが動かないので水が出ず、お風呂やトイレが使えない。非常食で何とか過ごしているが、早く復旧してほしい」と話した。




https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181002-00000036-at_s-l22