胃がん、内視鏡検査の有効性強調 浜松医大公開講座

浜松医科大公開講座2017「からだも心も若々しく-伸ばそう健康寿命」(浜松医科大、静岡新聞社・静岡放送主催、浜松ホトニクス、浜松PET診断センター協賛)が20日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。全7回の講座の最終回。同大の今野弘之学長が「胃がんの話」と題して講演し、胃がんの現況や最近の診療について解説した。

日本胃癌(がん)学会の理事長も務める今野学長は、がんの罹患(りかん)者数や死亡者数の統計データなどを示しながら「胃がんは治りにくいがんの代名詞だったが今は完治しやすくなった」と説明し、早期発見の重要性を説いた。検診について内視鏡検査の有効性を強調し、治療でも主役になりつつある現状を示した。

同大臨床看護学講座の佐藤直美教授はストレスとの付き合い方について講演し、ストレス対処能力SOC(首尾一貫感覚)を紹介した。何とかなるという「処理可能感」、日々に生きる意味を感じる「有意味感」などから成るSOCが高い労働者は、仕事の疲労感が少ない、職務満足感が高いなどの傾向が見られることを説明。その上で「SOCの高さは、メンタルヘルスに影響を及ぼすことがいくつもの研究で示されている」と述べた。




http://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/448533.html