高知県民が好きな食べ物「芋の茎」 ほっとする味

高知県民が好きな食べ物として、全国放送のテレビ番組で取り上げられたことがある「芋(サツマイモ)の茎」。若い世代からは「それ何ー?」という声が聞こえそうだ。県外出身の自分も、ひそかにそう思っていた。

9月半ばに県庁前通りの木曜市を歩くと、その日「芋の茎」を売っていたのは2店。袋詰めで並べていた吾川郡いの町枝川の農家、森田峰子さん(66)に聞いた。

「好きな常連さんは多いですよ。『今日持っちゅう、持っちゃあせん?』って。県外の観光客の人は『こんなん知らん』って、珍しそうに見ますけどね」

子どもの頃から食べてきたという74歳の女性が立ち寄り、「おいしかったから娘のとこにも一つあげようと思って」と、2袋買っていった。

サツマイモは、肥大化した根っこの部分。「芋の茎」として食べているのは、正確には、つる(茎)と葉をつなぐ「葉柄」という部分だ。

通常捨てる部分をそのまま出荷するのかと思ったら、違った。峰子さんの家は数年前、普通のサツマイモ畑とは別に、「芋の茎」を採るためだけの畑約3アールを整備したという。




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