年金支給漏れ問題、過去の未払い分も支払いへ

年金総額598億円の支給漏れが発覚した問題で、厚生労働省は、過去に発覚していたケースについても未払い分を支払うことを決めました。

この問題は、夫婦の間で年金の上乗せ部分を付け替える「振替加算」という制度を厚労省が点検したところ、全国で10万5963人、総額598億円が支給されていなかったものです。

「年金機構を立ち上げて、様々な改革を進めてきた中で、こうした事案が生じたことは遺憾。閉会中審査が決まれば、真摯に対応し、今後の対応についても説明していきたい」(加藤勝信 厚労相)

加藤厚生労働大臣は15日の閣議後の会見で、今回の問題についての年金機構の問い合わせ窓口を拡充し、今週末も対応するなど全力を尽くすと述べました。

振替加算をめぐっては、これまでも支給漏れがたびたび起きていて、年金機構は個別に対応してきましたが、その中には年金受給権の5年の時効を理由に未払いの全額が支払われないケースもあったということです。

厚生労働省は、今回の問題を受け、時効の適用はせずにすべての対象者に未払い分も支払うことを決めました。11月以降、順次未払い分の支払いをしていくということです。




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