杏林堂の子会社化発表 ツルハHD、業界首位規模に

全国32都道府県でドラッグストアをチェーン展開する札幌市のツルハホールディングス(HD)は7日、静岡県西部を中心にドラッグストアや調剤薬局を運営する杏林堂グループHDと資本業務提携を締結し、発行済み株式の51%(5万1千株)を取得して連結子会社化することで合意した、と発表した。取得価額は231億円で、取得予定日は今月29日。

前期ベースで両社の年間売上高合計は6665億円となり、単純計算では最大手のウエルシアHDを抜いて業界首位の規模に拡大する。「杏林堂」の店舗名は継続し、杏林堂側が主体的に運営する。

ツルハHDは「ツルハドラッグ」など国内最多の1755店舗(5月15日現在)を展開し、2019年5月期の目標に「2千店舗、売上高7千億円」を掲げている。静岡県内への出店はなく、県西部を中心に78店舗(今月6日現在)を展開する杏林堂グループを子会社化することで、「店舗網の拡充、ノウハウの共有につながる」(ツルハHD)と判断したという。

両社は今後、プライベートブランド商品の共有や共同開発、共同仕入れ、薬剤師を中心とする人材・教育システムの共有などに向けて協議を進めていく。

都内で会見したツルハHDの堀川政司社長は「33都道府県に店舗が持てることになり、さらなる成長につながる」と語った。




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