杏林堂を子会社化 ツルハHD、株式51%取得へ

全国32都道府県でドラッグストアをチェーン展開する札幌市のツルハホールディングス(HD)は7日、静岡県西部を中心に調剤薬局やドラッグストアを運営する杏林堂薬局と親会社の杏林堂グループ・HD(いずれも浜松市中区)を子会社化すると発表した。杏林堂の発行済み株式の51%を取得予定。取得額など条件面は今後、協議の上で決定する。「杏林堂」の店舗名称は継続し、杏林堂側が引き続き主体的に運営する。

ツルハHDは「ツルハドラッグ」など全国で1759店舗を営業し、2019年5月期の目標として「店舗数2千、売上高7千億円」を掲げている。静岡県内に店舗はなく、県西部を中心に79店舗を展開する杏林堂グループについて「優れた店舗補完関係にあり、協業によるスケールメリットは大きい」(担当者)と判断した。

両社は今後、薬剤師を中心とする人材確保や教育システムの共有化、プライベートブランド商品の共同開発、資材や備品の共同調達など具体的な業務提携について検討する。最終契約の締結は9月上旬、株式取得は9月下旬となる予定。

杏林堂薬局の17年4月期売上高は894億8700万円。18年4月期は1千億円を目指している。

同社幹部は「競争が激化する中、30年先を見据えて子会社化を選んだ。消費者に喜んでもらえるよう、引き続き、サービスを提供していく」と話した。




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