よさこい涼しく踊れる!? 高知市の愛宕商店街に遮熱性舗装

少しでも涼しく踊って―。よさこい祭りの競演場となる高知市の愛宕商店街の歩道と車道の一部にこのほど、路面の温度上昇を抑えることのできる遮熱性舗装が施された。よさこいチームの協力を得て効果を検証したところ、「踊りやすい」「効果を感じる」と上々の反応が返っている。

遮熱性舗装は、日光の赤外線を反射する塗装を行うことで温度上昇を10度ほど抑制できるという。国土交通省や東京都が東京五輪の暑さ対策として導入し、注目されている。

舗装したのは約500メートルの愛宕競演場のうち、JR土讃線の高架付近から北へ約180メートルの車道と、歩道3区間の計約100メートル。7月20日に施工が完了した。

7月29日には高知県内のよさこいチーム「祭屋―Saiya―よさこい踊り子隊」と「あたごまち愛組氣炎一座」に歩道で踊ってもらい、遮熱効果を検証。午後1時すぎ、気温35度を超す中で踊った32人へのアンケートでは、9割が熱中症予防や疲労軽減の「効果を感じる」と答えた。中には「地面にひざをついても熱くない」「座って見る観客にもいい」という意見もあったという。

愛宕商店街振興組合の小野大典代表理事(59)は「踊り子にとっては距離が長いと有名な競演場だが、少しでも涼しく楽しく踊ってもらえるとうれしい」と話している。

施工に当たった高知県高知土木事務所は今回の施工に十分な遮熱効果が認められれば、来年度以降も愛宕競演場の未施工区間や万々競演場にも塗装を施工していくという。




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