獣医学部新設 県職員も官邸同行、内容は公開せず

学校法人加計学園(岡山市)が国家戦略特区の今治市で計画する獣医学部新設に関して、中村時広知事は1日、今治市の職員が2015年4月に首相官邸を訪問した際、当時の地域政策課長ら県職員3人が同行していたことを明らかにした。県庁で報道陣の質問に答えた。

今治市職員の官邸訪問は特区諮問会議で学部新設方針が決まる16年11月より前だったことから、国会で野党が官邸の関与の有無などを追及している。

県によると、同行したのは当時の地域政策課長と同課主幹、県東京事務所の職員で、今治市から依頼があったという。官邸での面会相手や内容については、県情報公開条例に基づき、相手を公開することで率直な意見交換が損なわれるなどとして「公開できない」とした。

中村知事は、定例会見での質問や報道機関からの情報公開請求を受け調査、確認したと説明。「おそらく『県の姿勢はこうです』と説明しにいったのではないか」と述べた。地域政策課は「県と今治市は(特区の)共同提案者であり、同行は当然だったと思う」とした。




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