虚偽答弁か 稲田大臣が窮地に

南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報問題。

陸上自衛隊が日報を保管していたにもかかわらず、公表しなかった。

隠蔽(いんぺい)ではないかとされる問題だが、この問題の発覚後、稲田防衛相は、「自分自身には報告はされなかった」と繰り返し答弁をしてきた。

19日も、あらためて報告を否定している。

しかし、稲田防衛相は、この前の時点で報告を受けていて「けしからん。あす、なんて答えよう」とまで話していたことが新たにわかった。

新たな証言などによって、これまでの答弁や説明が虚偽だった可能性が出てきたのは確かで、稲田氏は19日も「事前の報告はない」と否定していただけに、さらに厳しい立場に立たされたことは間違いない。

国会では来週、加計学園をめぐる安倍首相出席のもとでの集中審議が行われるが、ここでも稲田氏の問題は、野党の格好の追及材料になる。

稲田氏は都議選の失言が致命的になり、8月3日の内閣改造での交代が確実とみられていたが、今回の問題を受け、与党内からは、内閣改造を待たずに更迭すべきだとの意見も出ている。

政府・与党側からは更迭を求める声が少しずつ強くなっている一方で、8月3日には内閣改造を控えている中で、今、交代させるのは得策ではないという見方もあって、慎重な意見が、現状では大勢を占めているという形。

安倍首相は、近く発表される防衛監察本部の調査結果や世論の動向を見極めたうえで、稲田防衛相の進退については、慎重に判断するものではないかとみられている。




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