外国人宿泊33%減 4月、12万人 個人旅行移行に要因

国土交通省中部運輸局が5日に公表した管内5県(静岡、福井、岐阜、愛知、三重)の2017年4月の宿泊旅行統計によると、静岡県内の外国人宿泊者数は16年同月比33・1%減の12万730人だった。

国別の構成比は中国55%、台湾12%、韓国、タイ、米国各4%など。16年同月比の下げ幅は管内5県で最も大きかった。いわゆる「ゴールデンルート」の両端に当たる東京と大阪の宿泊者数はプラスにもかかわらず、その間に位置する静岡や三重などの宿泊者数は軒並み減少しているという。

同運輸局の担当者は、団体旅行から個人旅行(FIT)に移行しつつある中国人観光客の動きを要因に挙げる。担当者は「FITは2次交通の利便性を重視して拠点に宿泊する。静岡県の場合は、浜松や掛川にバスで押し寄せる団体客が減った」と説明。ただ、伊豆半島など局地的に外国人人気が上昇している地域もあるといい、「今後はFITの取り込みが重要になる」と指摘した。

16年の静岡県の外国人宿泊者数も確定し、3月に公表した速報値より7020人減って157万350人だった。




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