高知城歴史博物館で幕末維新を学ぶ特集展「黒船がやってきた!」

江戸末期に来航した西欧の蒸気船「黒船」を手掛かりに幕末維新史を学ぶ特集展「黒船がやってきた!」が、高知市追手筋2丁目の高知県立高知城歴史博物館で開かれている。8月21日まで。

1853年、ペリー提督率いる米国艦隊4隻が浦賀沖に来航し、鎖国政策を取る幕府に開国を迫った。国内では開国の賛否を巡る対立が起き、倒幕や文明開化の動きが進んでいく。

特集展は「幕末・明治期の複雑な歴史を、対外関係史の視点から理解してもらおう」と企画。高知城歴史博物館のマスコット「やまぴょん」のイラストを使って解説し、子どもも分かりやすい展示になっている。

ペリーの黒船を描いた「異国船瓦版」や、幕府がオランダ商館長に提出させた海外事情をまとめた書類「別段風説書」など関係史料27点を展示。土佐藩が収集した海外情報や藩内の開国を巡る議論などを紹介している。

藤田雅子学芸課長は「黒船来航が幕末の人たちにどのような衝撃を与え、明治維新へと派生していったのか。やまぴょんの解説や実物史料から学んでほしい」と呼び掛けている。




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