「あぐり窪川」好調で過去2番目の売上高 高知県四万十町

高知県高岡郡四万十町平串の道の駅「あぐり窪川」などを運営する株式会社「あぐり窪川」(森武士社長)は7月3日までに、2016年度の決算をまとめた。「ホテル松葉川温泉」を含めたあぐり窪川全体の売上高は、約4億7690万円(2015年度比6・5%増)、経常利益は約2634万円(2015年度比79・3%増)。主力商品の豚まんを軸にした外販が好調で、過去2番目の売上高となった。4~12月に開催された「奥四万十博」の効果もあり、道の駅の集客も3年ぶりに40万人台を回復した。

あぐり窪川は四万十町などが出資して1998年に設立。翌年の1999年から国道56号沿いに開業した道の駅を、2009年からはホテル松葉川温泉も含めて運営している。

2016年度の道の駅は、40万7631人を集客。2015年度より1万9152人増えた。

売上高は約3億2722万円(2015年度比10・2%増)。このうち加工課が9444万円(2015年度比10・6%増)で、豚まんなどをデパートで期間限定販売する機会が増え、ふるさと納税返礼品の受注分が2倍超の2622万円になったことが好調を後押しした。レストラン部門も2015年度比10・7%増の5693万円となり、全国丼グランプリで連年の最高賞を得た「窪川米豚丼」が人気だった。

松葉川温泉は、改修工事の影響で宿泊者が2015年度比271人減の8926人だったが、売上高は「奥四万十博」の特別プラン効果もあり、約1億4968万円(2015年度比0・9%増)。2016年10月開業のゲストハウスは96万円を売り上げた。

あぐり窪川は、年間45万個を売り上げる豚まんの新加工場建設も視野に入れる。森社長は「さらなる需要増が見込まれ、増産は直近の課題。『志国高知 幕末維新博』とタイアップした商品開発も進め、四万十川流域に観光客を呼び込みたい」としている。




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