高知県で保護の野犬2匹死ぬ 期限切れ薬の使用「不適切」

高知県は6月9日、高知県香南市で5月に薬(睡眠鎮静剤)を使って保護した野犬2匹が翌日に死んだ、と発表した。死因ははっきりしないが、使用期限の切れた薬を使ったのが不適切だったなどとして、改善策を取るという。

高知県食品・衛生課によると、5月6日、警察から「香南市の物部川河川敷で野犬5匹が放浪している」と連絡があり、高知県中央東福祉保健所の職員らがオリを使って3匹を保護した。

残る2匹はおりに入らず、幼稚園周辺をうろついていたため、6月18日に薬を混ぜた餌を食べさせ、眠ったところを保護。高知県中央小動物管理センター(高知市)へ搬送したが、翌6月19日朝に1匹が死に、昼ごろもう1匹も死んだという。

薬は、人の不眠症や緊張状態の鎮静に用いられるブロムワレリル尿素で、14年前に購入したものだった。使用期限の表示はなかったが、類似の薬品は3~5年だといい、高知県は期限切れと判断した。

高知県食品・衛生課は「犬の保護に薬の使用は控えたいが、人の安全を脅かす事態には迅速かつ安全に犬を保護する必要がある」と説明。今後は薬を高知県庁で一元管理して期限切れを防ぎ、薬の種類や使用法の見直しも検討するという。




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