安中も大河ゆかりの地 直孝育った寺「おんな住職」解説ツアー

安中も大河ドラマゆかりの地です-。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公は女性の戦国武将、井伊直虎だが、安中市観光機構は市内の井伊家と関わりのある北野寺(きたのじ)で、“おんな住職”を案内役に寺の探訪ツアーを実施中。市の施設では企画展「井伊家と安中」が開かれており、安中も大河ドラマにかかわりがあることをアピールしている。

直虎は元許婚(いいなずけ)井伊直親の子、井伊直政を養子として育てた。初代安中藩主となった井伊直継(直勝)は直政の子で、二代彦根藩主とされる井伊直孝は幼少期、北野寺で勉学に励んでいるなど安中と井伊家はゆかりがある。

同市下後閑の北野寺で行われているのは、住職の尼僧井口妙祥(みょうしょう)さんから寺を案内してもらいながら井伊家や直孝についての話を聞く「井伊家ゆかりの北野寺探訪ツアー」。

主催する市観光機構が昨年秋、市民から観光プランを募るワークショップを開催。同寺で妙祥さんから井伊家とのゆかりを教えられた女性二人が大河ドラマに合わせて井伊家と市の関わりを知る機会になればと提案し採用された。

四月から始まったツアーのある回では、参加した女性グループ五人に妙祥さんが寺内の薬師堂を案内し「直孝は三~十二歳までを寺で過ごしたとされ、出世薬師とも呼ばれる」などと説明。五人は本堂で甘茶を飲みながら、寺に伝わる直孝の逸話などに聞き入っていた。

ツアーは三十日まで、不定期開催。時間は午前十~十一時半までの九十分で、五~二十人まで。料金は一人千円で同寺の御朱印・茶菓付き。申し込みは三日前までに市観光機構=電027(385)6555=へ。

一方、市内に残る井伊家に関わる史料を展示した企画展「井伊家と安中」が、同市上間仁田の「学習の森ふるさと学習館」で開かれている。

同展では、安中藩主を井伊家が務めていたころの史料や、北野寺に残る井伊家代々藩主と交わした文書などのほか、井伊家ゆかりの城絵図などを含め二百二十点が展示されている。

同館の担当者は「市内に残る貴重な史料とともに安中と井伊家との関わりを見てほしい」と話す。同展は七月十七日まで。休館日は毎週火曜。観覧料は大人百円(高校生以下無料)。問い合わせは同館=電027(382)7622=へ。




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