国後訪問団、目的地入れず 墓参拡充の日ロ首脳合意いきなりつまずく

北方領土元島民団体の千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌市)に現地から入った連絡によると、本年度最初のビザなし渡航事業で国後島を訪れている自由訪問第1陣(清水征支郎団長、59人)は、16日に予定していた目的地に行けなかった。北方墓参の拡充などで合意した日ロ首脳会談後の初渡航で、いきなりつまずいた格好だ。

一行は16日、国後島の太平洋側の瀬石(せせき)とオホーツク海側のニキシロを訪れる予定だった。双方ともロシアの軍施設があるとされ過去も立ち入りが許されず、墓地から離れた場所で慰霊などを行ってきた。今回は、その場所からさらに数キロ離れた所までしか近づけなかったという。

ロシアのプーチン大統領は昨年12月の日ロ首脳会談後の記者会見で「これまで閉じられていた地域への最大限自由なアクセスを保障する」と述べ、元島民の間に期待が高まっていた。




https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170517-00010002-doshin-hok