高知県越知町のゲストハウス「縁―en―」五右衛門風呂を整備

高知県高岡郡越知町の地域おこし協力隊OBが越知町片岡に開業したゲストハウス「縁―en―」にこのほど、露天の五右衛門風呂施設が完成した。経営者の金原隆生さん(31)=愛知県出身=は「お風呂とともに山里の自然を楽しんで」と呼び掛けている。
 
金原さんは越知町で観光事業に従事し、定住を決意。昨春、山あいの木造2階建て民家を改修し、ゲストハウスとして開業した。
 
五右衛門風呂の整備資金には、総務省が定住化支援のために設けたクラウドファンディング事業を活用。標高約400メートルからの眺望や、夜空の美しさをアピールし、協力を呼び掛けた。
 
その結果、2016年4月から約5カ月間で、283人の賛同者から305万円が集まった。宿泊者の減る冬場から木造の風呂小屋造りに着手。基礎工事以外は、金原さんと父親の正敏さん(65)、協力隊の仲間だった山岡一範さん(46)の3人を中心に町民らの協力も得て、手作りで完成させた。
 
風呂は、まき式で直径85センチ、深さ90センチの釜を二つ設置。それぞれに屋根付きの脱衣スペースも用意した。
 
ゲストハウスを開業して1年、これまで約300人が利用した。金原さんの予想以上だったが、黒字化にはさらなる集客が必要で「多くの人を呼び込む仕掛けになれば」と期待している。
 
五右衛門風呂は宿泊者限定で時間制の貸し切り。1人1泊4500円(税込み)に追加料金千円で利用できる。問い合わせは、縁(0889・27・2530)へ。




http://www.kochinews.co.jp/article/94460/