高知西バイパス延伸1年で渋滞緩和 まちづくり考える機会に

高知市と吾川郡いの町を結ぶ国道33号・高知西バイパスの主要区間が開通し、1年がたった。いの町中心部の慢性的な交通渋滞は緩和され、高吾北地域では道の駅の売り上げが増加するなど、延伸効果が続いている。一方でいの町中心部の商店街では近年、シャッターを下ろす店が増えるなど、人の流れを取り戻す方策も課題となっている。新しい道の開通は地域に何を生むのか? 地元の思いや取り組みを探った。

高知市鴨部―いの町波川(9・8キロ)を結ぶ高知西バイパスは、いの町中心部の渋滞緩和や豪雨による道路冠水の解消などを目的に、総事業費919億円で1987年に着工された。

1997年に鴨部―枝川(4・3キロ)間、2012年には天神―鎌田IC(1・1キロ)間が開通。枝川IC―天神IC(2・9キロ)間が2016年3月に通行可能となり全長の約9割が完成した。これで、いの町中心部を迂回(うかい)する新たなルートが生まれた。

■「効果続く」■

国土交通省土佐国道事務所によると、2016年3月のバイパス開通から1カ月後、国道33号の交通量は3~4割減少した。国道を通勤で利用していた人や住民からは「ラッシュ時の車の流れが全く違う。渋滞緩和につながった」と、効果を実感する声が出た。




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