有名イタリアンシェフが高知県日高村でメニュー作りに協力

東京都の有名イタリア料理店「アクアパッツァ」のオーナーシェフ、日高良実さんが、高知県高岡郡日高村の料理店のメニュー作りに協力している。村内の女性が「村と同名の縁を生かしたい」と、2年前から積極的にアピールしたことも奏功し、日高村のPR事業に携わってもらった。日高さんが考案した料理は、2月26日から日高村内2店で提供される。

日高さんは日本の食材を生かした独自のイタリアンを追求するとともに、各地の地元食材を活用することで、地域活性化策につなげる活動も行っている。

その日高さんと日高村の縁をつないだのは、NPO法人「日高わのわ会」の事務局長、安岡千春さん。2015年1月、大阪の商談会で乾燥野菜を販売していた時、コックコートの男性が現れた。胸に「日高」の名札を見た安岡さんは、思わず「私(の村)も日高です」と呼び掛けた。

驚いた日高さんに村のことを説明し、後日あらためて自己紹介。1カ月後には日高さんの店へ日高村産トマトを持参するなどアプローチを続け、個人的な交流が始まった。

日高村は2016年、地方創生加速化交付金を活用して高糖度トマトを核に村の認知度を高める「日高まるごとイタリアンプロジェクト」を始動。有名シェフに料理を考えてもらう企画が持ち上がり、既に村を熟知していた日高さんが協力を快諾した。

日高さんは2016年11月と12月に日高村を訪れた。スタンプラリー「オムライス街道」参加店の「わのわ2号店」と「ムラカフェひだか」の店長に助言し、村産トマトのピューレなどを使ったパスタを考案した。両店とも2月26日からメニュー化する。

日高さんは「これまで日高と言えば、北海道と和歌山のイメージが強かったが、いいご縁ができた」。安岡さんは「地域を盛り上げようという視点で助けてくれる。温かな人に出会えた」と喜んでいる。

メニュー作りの様子は高知さんさんテレビの番組「W舞の日高まるごとグルメ旅」(2月25日午後3時半から)でも紹介される。




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