高知県の仁淀ブルー観光協が西佐川駅に移転 交流スペース新設

高知県の仁淀川流域の6市町村などで組織する「仁淀ブルー観光協議会」の事務所がこのほど、高知県高岡郡佐川町乙のJR西佐川駅構内に移転した。観光パンフレットなどを備えた交流スペースを新設し、職員らは「情報発信機能も充実させ、『仁淀ブルー』の知名度をさらに高めたい」と意気込んでいる。

前身の「仁淀川地域観光協議会」は2010年11月、高知県土佐市、吾川郡いの町、仁淀川町、高岡郡日高村、佐川町、越知町と観光団体が参加して発足。2015年12月に一般社団法人化し「仁淀ブルー観光協議会」に改称した。

事務所は、いの町の観光協会事務局に併設していたが、手狭になったため、JR四国から佐川町に2016年に譲渡された西佐川駅舎を借りることに。これを機に機能の拡充も図り、木造平屋の約110平方メートルに、職員4人が勤務する事務所と新たな交流スペース「仁淀ブルースクエア」を設けた。

交流スペースには椅子やテーブルを置き、流域の観光情報パンフレットなどを閲覧できるようにした。内装には、「仁淀ブルー」を全国に発信した写真家、高橋宣之さんが手掛けた水晶淵(仁淀川町)の作品を生かすなどしている。

また、駅舎活用に向けたワークショップで提案された「ミニ水族館」も設置。幅1・5メートルほどの水槽にニホンメダカやタナゴ、ドジョウが泳ぎ、古里の清流にすむ魚を見ることができる。

仁淀ブルー観光協議会の奥田泰志事務局長は「西佐川駅は『青春18きっぷ』のポスターに登場するなど味わい深い駅。実際に足を運んで、仁淀川流域の観光の足場にしてもらえれば」と期待している。

■2月23日に開所イベント■

仁淀ブルー観光協議会は2月23日午前10時から西佐川駅で移転の記念セレモニーを行い、祝い餅などを配る。

また23日、佐川町周辺を巡るバスツアーも開催。上町地区の散策や、仁淀川町出身の酒場詩人、吉田類さんとの昼食を予定。高知駅北口に午前8時20分集合で1人5800円。問い合わせは、仁淀ブルー観光協議会(0889・20・9511)へ。




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