今治沖 カブトガニの亜成体 底引き網に

環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカブトガニの亜成体が、愛媛県今治市桜井沖の燧灘で底引き網に掛かり、西条市周布の東予郷土館が21日までに保護した。郷土館によると、亜成体の保護は約3年ぶり。2000年前後に河原津海岸で放流した成体が桜井沖で見つかった事例もあり、「今回保護した亜成体は放流した幼生が育ったものである可能性が高い」としている。現在は水槽で飼育しているが、マーキングをした上で今春に海に戻す予定。

郷土館によると、カブトガニは2億年以上前から姿を変えずに生き残っているため「生きている化石」と呼ばれる。寿命は20~25年ほどで、10年以上かけて脱皮を15回ほど繰り返し、成体になる。亜成体は9~14回ほど脱皮した個体を指し、今回の個体は体長22センチ、重さ130グラムで、生後7年以上たっているとみられる。雌雄は不明。




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