井伊直虎の花押 複製品展示 実物所蔵の蜂前神社 浜松・北区

浜松市北区細江町の蜂前(はちさき)神社で所蔵されていた、井伊直虎の花押が記された文書の複製品の展示が23日、社殿で始まった。実物は市博物館に保管され、神社を訪れる歴史ファンから「花押を見たかった」との声が多く寄せられていたため、神社が要望に応えた。

複製品は同区引佐町の建設業「マット」が寄贈。和紙の傷み具合や墨の濃淡など、実物そのままに模倣した。文書は永禄11(1568)年に今川氏の命令を受け、直虎が井伊谷で徳政令を実施するとの内容。直虎の花押が確認できる唯一の文書で、歴史ファンの間で広く知られている。

神社のある同町祝田地区は直虎の婚約者だった井伊直親の屋敷があったとされるなど、井伊家と縁の深い地域。石埜ちづ子宮司(59)は「参拝をきっかけに神社周辺の歴史を知ってもらいたい」と話した。

展示は午前10時~午後4時。平日は格子の扉越しに、土日祝日は戸を開けて公開している。




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