新池左衛門の功績紹介 手作り紙芝居で継承 袋井

袋井市上新池地区の住民有志が、鎌倉時代に同地区を治めていた地頭「新池左衛門」を紹介する紙芝居を製作し、このほど地元の文化祭作品展で披露した。地域に尽くした功績を後世に継承しようと、15枚の絵と語りで表現した。

関係者によると、当時の新池村の農民は、度重なる原野谷川の氾濫で水害に苦しんでいた。新池左衛門は開墾した水田を数年間無税とし、荒れ地の開墾を奨励して農民の暮らしを改善させたという。法華経の信者だった新池左衛門は真言宗徒の迫害を受け、67歳の時に殺害された。その後、村で疫病などが発生したことを機に、人々は新池左衛門の供養を始めたという。供養は現在も毎年行っている。

紙芝居は住民自ら資料を収集し、絵を描いて1年間かけて手作りした。まとめ役の名倉喜八郎さん(75)は「恩恵への感謝、命のつながりの大切さを啓蒙(もう)したい。今後は幼稚園などで活用してもらえれば」と語った。




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